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2024/11/24 02:43 |
東シナ海ガス田共同開発における懸念

・中間線を基準とした双方の海域からの採掘率に応じて分配されるか

 日本側EEZでばかり採掘が行われてそれが折半になると割に合わない。


・日本の取り分を中国が適正価格で買い取ってくれるか

 日本の取り分を輸送コストの関係で中国に売却せざるをえなくなったとき、中国に「1円じゃなきゃ買わない」と言われたらどうするのか。


・採掘施設が採掘終了後も含めて適切に管理されるか

 施設の人員がいつのまにか中国人ばかりになり、いつの間にか日本人が入れなくなり、いつの間にか技術者が軍人に入れ替わる可能性について、どう考えているのか。

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 結局、中国が中間線を基準とした配分に応じるわけがないから、日本側のみが譲歩することになるのは目に見えている。 中間線基準の油田の場所と取り分を図にするとこうだ↓。

中中日日日日日日日日 → 共同開発&折半

     イコール

中中日日日 → 中国単独開発
日日日日日 → 日本単独開発

 中国に日本側油田をいくつもプレゼントすることになる。 だったら、中国が中間線に遠慮してる今のうちに、春暁をくれてやってでも、残りの部分を日本のみで採掘した方がマシ。 大体、春暁建設直後に日本が自衛隊で牽制していれば、日本側海域での日本による試掘にすら中国が武力で圧力をかけてくるような事態にならなかっただろうに。
 こんなひどい状況だが、福田はそれでも、一箇所でも中間線の中国側で共同開発できればEEZ境界を中間線付近と解釈できると喜んでいるのかも知れない。 だが、上記3つ目の懸念が現実になったら、東シナ海全域がEEZどころか中国の領海同然になってしまう。 その時に一戦交える覚悟はあるのか。 それがないなら、共同開発などすべきではないと思う。

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2008/06/14 15:57 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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