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2024/11/24 03:03 |
犯罪予告検知ソフトの値段から、政府と国民の距離を読む
犯罪予告検知のソフト開発へ=来年度予算で要求-通り魔事件受け増田総務相

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

 昨今の無駄遣い政治を象徴するような記事。 そもそも、こういうシステムの設計には明確な正答なんてないから、金を掛けようと思えばいくらでも掛けられるものなのだ。 だからこそ、開発を始める前に費用対効果が最も高くなる手法は何かを的確に見抜かなければいけないのだが・・・。

 金銭感覚0の官僚と、利権を貪る大企業の手に掛かると、あっという間に巨大プロジェクトになってしまう。 最低数億円と言っているが、どうせすぐいたちごっことなり毎年バージョンアップを繰り返し、維持費ばかりかかりあまり役立たないいびつな奇形システムになっていくのは必至だろう。

 このようなシステムでは、いたちごっこになる収集部分は人力にするのが一番。 ネットは毎日数千万人?の目に監視されており、そのほとんどの人に善意がある。 真っ先にその活用を考えるべきだろう。 官僚は、「ネットは悪」、「ネットを監視するのにネットは頼れない」とでも思ったのかね。 数億円システムで、会員制サイトやゲーム内チャットの書き込みをどう監視するつもりだったんだか・・・。

 で、そこで登場したのが予告.in。 誰かやるだろうとは思っていたが、この早さはすごい。 しかも、自動で出来るところは自動でやりつつ、人力で支援も出来るようになっている。 今後もいくつか類似サイトが出てくるだろうけど、とにかく、これで、政府は早くも計画の見直しを迫られることになったわけだ。 官僚無様。


 で、最後にひとこと。 一般社会と距離を置き、一般人を支配対象としか見ない今の政治は非常に冷たい。 活気を失い低迷する経済、自暴自棄になる国民、その遠因が自分らの態度にもあることに、政治家や官僚には早く気付いてもらいたい。
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2008/06/12 19:37 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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